ふじさわやさいとは、藤沢の有機農家から縁でひろがった有機農家の仲間たちが作る、野菜をはじめとする農産物のことです。ふじさわやさいを作る仲間には、藤沢の有機農家だけでなく、茅ヶ崎、寒川、綾瀬、秦野、横浜、遠くは長野、宮崎の有機農家がいます。
2009年11月、地元藤沢など神奈川県の有機農家が中心となって、鵠沼で有機野菜の直売を始めました。最初は2農家の野菜の販売から始めた小さな小さな直売所が全ての始まりでした。ただ売るだけ、ただ買うだけの直売所ではなく、生産者と消費者のコミュニケーションを大事にし、有機農業のこと、有機野菜のことを少しでもみんなに知ってもらおうと始めた直売所でした。現在直売所には10以上の農家が関わっています。また野菜の直接販売になかなか時間をさけない多忙な有機農家の代わりに、消費者とのコミュニケーションを大事にしながら野菜を販売できる場所として、辻堂のエコモに縁ができました。現在エコモでは常設売場での有機野菜販売に加え、野菜市、エコモノ市などで直売+消費者とのコミュニケーションを展開しています。このように鵠沼でもエコモでも消費者とのつながりを大事にしながら、みんなの野菜をみんなで売るという形ができあがってきました。一人ではできないことも仲間と一緒ならできる。生産者が第三者を仲介しないで、直接消費者とつながりを持てる場をどんどん作っていくことで、有機農業、有機野菜のことを現場から直接発信できる。自然に協力しあうようになったこの有機農家のグループに「ふじさわやさいを作る仲間たち」と名前をつけました。これから先、ふじさわやさいを作る仲間たちが、どういうふうに歩んでいけるのか、消費者のみなさんと一緒に考えて進んでいきたいと思います。
藤沢を中心に縁でつながり、有機野菜の栽培・販売を行っているグループです!